【就活全落ちの苦悩】就活続行か大学院進学か、全落ちした男が出した答え
2021年5月7日、ゴールデンウィークで観光地が賑わっている中、僕は人生の岐路に立たされていました。
就活を続けるか、、、
大学院入試を受けるか、、、
なぜこのような状況になってしまったのか、話は2週間ほど前にさかのぼります。
2週間前
2021年の3月から本格的に就活が始まり、僕も友達たちと共に切磋琢磨しながら企業へのエントリーシート提出、面接などなど人並みには就活を頑張っていました。
合計で20社前後は受けた気がします。
エントリーシートで落とされ、一次面接で落とされ、二次面接で落とされ、とかなり落とされましたが着実にゴールに近づいている実感はありました。
そして5月7日の2週間ほど前である4月下旬、就活も最終局面を迎え、ついに第2志望だった企業(A社)の最終面接を受けました。
面接は最高とまではいかないものの、しっかりと話すことができ、自分を十分に出せたので手応えは感じていました。
この時点で手駒はもうなかったのですが、受かる気満々だったのでかなり余裕が出ていました。
5月7日
運命の日です。
この日はアルバイト。
仲間と楽しく作業をしている中、携帯に1件の新着メールが入ってきました。
送り主は2週間前に最終面接を受けたA社。
「きた」
すぐにトイレの個室に駆け込み、メールを開きます。
ドキドキしながら結果を見ました。
結果は、、
不合格。
目を疑いました。
「え?は、、?え?」
悪魔の3文字。不合格。
「ふ、不合格、、ふ、、あ、あ、ぁぁ、、、」
当時の全身が硬直してしまうような感覚と嫌な気持は今でも鮮明に覚えています。
二度と味わいたくありません。
そして、この不合格通知を受けた時に頭をよぎった選択肢が、
大学院入試を受ける
or
就活を続ける
の2択でした。
人生最大の選択です。
どっちを選ぶにしても、すぐにやらなくてはいけないことがたくさんあるので、早く決めないといけません。
ただ、どっちの選択肢も魅力が無さすぎる。
僕は基本的に勉強が嫌いなので、更に2年間(修士)勉強することになる大学院は最悪です。おまけに2か月間のキツイ試験勉強付き。
かといって、このまま就活を続けるのも地獄です。
この時すでに手駒はゼロ。
受かる気満々でいた自分に、またイチから企業を探し、エントリー、面接を繰り返す気力はもうどこにもありません。
迷います。
迷い、迷い。
就活か、大学院か、、、。
犬か、猫か、、、。
俺か、俺以外か、、、。
そして、悩みに悩んだ末、ついに答えが出ました。
大学院入試を受ける!
そうと決まればあとは行動するのみ。
決断した後の行動の早さには定評があります。
大学院入試までの2か月間、アルバイトのシフトを全て休みにし、遊びの予定も全キャンセル。
試験勉強に専念することにしました。
普通だったらおそらく「就活を続ける」ほうを選ぶ人が多いと思います。
だってまだ5月ですからね。
しかし当時の僕にはもう就活をするメンタルがありませんでした。
最終面接に落ちたことで、就活に対する自信がなくなってしまったのだと思います。
そしてこの2か月間の試験勉強が色んな意味でしんどかった話はまた後日、、、
自信過剰はよくない
今となっては大学院に進学を決めてよかったと思っていますが、究極の二択になってしまったのは自分にも責任があります。
「結果も出ていないのに受かったつもりでいた」
「就活をなめていた」
この2点です。
手応えだけで勝手に受かったつもりでいたのは本当によくありませんでした。
また理系ということもあり、就活を少しなめてました。
理系だから受かる、文系よりも早く決まる、就活には困らない。
そんな傲慢な気持ちがあったから、こんな結果になってしまったのだと思います。
適度な自信は必要
結局この記事で何が伝えたいのかと言いますと、自信過剰はダメだけど、適度には必要だよってことです。
就活でもなんでもそうですが、自信は必要で、自信がないとナヨナヨしてて見苦しいところがあります。
しかし、その自信が大きくなりすぎると、なにか大切なものを失ってしまう。
この一連の出来事で、僕はそう感じました。
今就活を頑張っている人も、そうでない人も、まわりに流されず、しっかりと自信をもって、でも自信過剰にならずに、常に危機感をもって色んなことを少しずつこなしていくこと。
それが大事だと思います。
Good Luck.
最後ダサ。