【共通テスト地理】半年で地理の得点が2倍になった参考書とその勉強法!
はじめまして。
かなり昔の話ですが、筆者はセンター試験(現:共通テスト)の地理Bで83点を取った経験があります。
ムーミンが試験問題に登場したことで話題になった2018年のセンター試験です。
高校3年生の8月時点では40点台しか取れていなかったので、約半年で40点ほど点数を上げることができました。
今回は当時の勉強法や使った参考書をみなさんに紹介していきたいと思います。
地理Bの勉強法がわからない。
参考書とか何使えばいいの??
といった悩みをお持ちの方は、ぜひこの記事を共通テスト対策の参考にしてください!
地理Bの勉強で大切なこと
まずは地理Bの勉強で意識するべきポイントを3つほど。
インプットの量
まずは知識のインプットです。
地理Bでは幅広い知識を問われるため、インプットの量は多ければ多いほどいいです。
知識同士の結びつき
知識を一通りインプットすることができたら次はそれぞれの関連性を結びつけていきます。
地域の気候区分と、その特徴、その気候でよく栽培される農作物、また、さかんな産業など、たくさんの知識をそれぞれ点と点を結ぶように関連付けて覚えていく必要があります。
一問一答のような、ただ闇雲に語句を覚えるだけの勉強で地理Bの試験を解いていくことは難しいです。
アウトプット
どの科目でも同じですが、知識のアウトプットは必須です。
アウトプットすることによって、自然と知識の結びつきもできていきます。
実際に使った参考書
私が実際に使っていた参考書は『点数が面白いほどとれる本シリーズの地理B』だけです。
この1冊しか使っていません。
点数が面白いほどとれる本シリーズはあまり評判のいいものがない(らしい)のですが、この地理Bだけは非常に完成度が高く、多くの受験生が使用しています。
この参考書はただの暗記ではなく、読者が地理的な判断力や思考力を身に付けることができるような内容になっているため、とても楽しく勉強を進めることができます。
私の勉強法
ここではこの参考書を使った私の勉強法を紹介します。
まずは1回読む
ノートとペンは必要ありません。まずは1ページ目から最後のページまでざっと一通り読みます。ただ読むだけです。
内容が難しくて理解できないなと感じたら、そこは一旦飛ばして読むのもOKです。
とにかく1回読みましょう。
しかし何週間も時間をかけて読むのはダメです。
2回目は付箋を用意
もう一度読みます。また1ページ目から最後のページまでです。
1回目同様、サラっと読むだけで大丈夫です。
ただ2回目は付箋を用意しておきましょう。
大事だなと思うところや、理解できないから繰り返し読み返す必要があるなと感じたページに付箋を貼っておきます。
3回目はじっくりと
2回読むと薄っすらとだいたいの知識が入ってきていることでしょう。
ここでじっくりと読むことによりしっかりと知識が定着します。
特に2回目で付箋を貼ったページはしっかりと読みこみましょう。
4回目
ここからはアウトプットをしながら読んでいきます。
アウトプットはセンター試験と共通テストの過去問だけで充分です。
過去問で間違えた問題の解説をしっかりと読み、なぜ間違えたのか、どんな知識が足りなかったのかを認識しましょう。
同時に間違えた分野のページを読むことをオススメします。
インプットとアウトプットの繰り返し
4回も読めばあとは問題演習を中心に、インプットとアウトプットを繰り返すだけで大丈夫です。4回はキツいという人は3回でもいいと思います。
ここまでこればだんだんと点数がとれるようになり、いつの間にか地理が好きになっているはずです(笑)
まとめ
今回は共通テストの地理Bにおける勉強法と参考書を紹介しました。
紹介した参考書は何回も読む必要がありますが、騙されたと思って少なくとも3回は読んでみてください。
面白いほど過去問が解けるようになっているはずです!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※センター試験から共通テストへ切り替わったことにより、大問数の減少、資料読み取り問題の増加などの変化がありました。しかし、出題形式や知識レベルにあまり変化はないので、本記事の勉強法は引き続き活用できるかと思われます。